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最近では俳優としての方が有名になってしまったらしい、Tom Waitsのデビュー作。2枚目の「The Heart Of Saturday Night(邦題「土曜日の夜)」もすっごくスキなんですけど、「Closing Time」を初めて聴いた時の衝撃がすごかったのであえて選びました。
デビュー当時から好き嫌いがはっきりしてしまう強烈なダミ声。でもハマってしまうとクセになります。だんだんとJazzっぽいサウンドになってきますが、1枚目、2枚目はシンプルでアコースティックな雰囲気です。
ギンスバーグやケルアックに憧れていたということから、いわゆるビートニク派とも言えますし、放浪をテーマにした曲もあります。歌詞は、とても英語のままではわからないようなスラングだらけなので、邦訳が付いている日本語版をオススメします。
ちなみに、デビュー前のリッキー・リー・ジョーンズと一緒に暮らしていたらしいです。
1.Ol' 55
2.I Hope That I Don't Fall in Love With You
3.Virginia Avenue
4.Old Shoes (& Picture Postcards)
5.Midnight Lullaby
6.Martha
7.Rosie
8.Lonely
9.Ice Cream Man
10.Little Trip to Heaven (On the Wings of Your Love)
11.Grapefruit Moon
12.Closing Time

Janis Joplinの最高傑作といえば「Pearl(1970)」という声が圧倒的に多いのでしょうけど、個人的には「I Got Them Ol' Kozmic Blues Again, Mama(1969)」がスキです(両方スキなのですけどね)。
「Pearl」の方がバックのプレイもしっかりしているし、安心して聞いていられます。Janisの個性も活かされているのかなと思います。比べてしまうと「Kozmic Blues」は荒削りだし、無理やりR&Bを歌わされているとも言われていますが、なんだかテンションが高いんですよね。1曲目の「Try」を聞くと、女性R&Bとして最高峰じゃないかとまで思ってしまいます。
ボーナストラックの「Summer Time」はWOODSTOCK Festivalの8月16日のセッション。個人的にはこのセッションが好きです。
1.Try (Just a Little Bit Harder)
2.Maybe
3.One Good Man
4.As Good as You've Been to This World
5.To Love Somebody
6.Kozmic Blues
7.Little Girl Blue
8.Work Me, Lord
9.Dear Landlord [Outtake from the "Kozmic Blues" Sessions]
10.Summertime [Live]
11.Piece of My Heart [Live]

私的名盤セレクション19
「浪漫(1979)」-リッキー・リー・ジョーンズ
リッキーは今でも活動を続けていますが、決して派手ではなく、最新アルバムも6年振りのリリースと寡作です。
これは1979年グラミー賞最優秀新人賞に輝いたデビューアルバムで、このアルバムをはじめて聞いたときはすごい衝撃を受けました。かなり驚くような歌詞なのですが、それをジャズ風にアレンジしたりして軽やかに歌ってしまっています。その独特の声質とともに、彼女ならではの強烈な個性を打ち出しています。
アルバムとしてのまとまりにはやや欠ける部分もありますが、どの曲も非常に粋でセンスのよいアレンジ。歌詞を聞こうとしなければちょっとジャジーなPOPアルバムとしても聞けるほど。バックを支えるメンバーもデビューアルバムとは思えないほどで、スティーブ・ガッド、ジェフ・ポーカロ、マイケル・マクドナルド、ヴィクター・フェルドマン、ニック・デカロなどが参加しています。
この当時としては異常に録音がよいのも大きな特徴です(彼女のアルバムはどれをとっても録音がよく、1991年のアルバム「POP POP」はオーディオマニアの間で試聴用ディスクに指定されているほど)。
これ以降も質の高い作品をリリースしていますが、デビューアルバムの鮮烈な印象が残っているので、あえて1枚目を押してしまいます。
彼女のオフィッシャルサイトは、自分で運営しているようで、日記なども非常に面白いです。もう結構大きな息子がいるみたいですが、地に足を付けて、音楽を作り出しています。今もとても素敵な女性です。
1.恋するチャック
2.1963年土曜日の午後
3.ナイト・トレイン
4.ヤング・ブラッド
5.イージー・マネー
6.ラスト・チャンス・テキサコ
7.ダニーの店で
8.クールズヴィル
9.ホワイト・ボーイズ・クール
10.カンパニー
11.アフター・アワーズ

私的名盤セレクション18
「コザ dabasa(1994)」-ネーネーズ
ということで、今日はとことん沖縄でまとめます(笑)。デビューアルバム「IKAWU」で強烈なインパクトを与えてくれたネーネーズですが、このアルバムはちょっと雰囲気を変えてヤマトの人も参加&ヤマト言葉も織り交ぜての聴きやすいアルバム。最高傑作というとファーストかなとも思いますが、方向性のブレや好き嫌いはありますが、質的にはムラがないネーネーズなのでどれを聴いても失敗なしなので、あえてこれをオススメ(個人的に「真夜中のドライヴァー」が大好きだからというのもありますけどね)。
島唄がすごいのは、誰がどんな風に歌っても許されて、毎日のように進化していること。どんな曲調になっても、底に流れているのは島唄なんですよねぇ。ウチナーポップなんて言葉が無意味な位、様々なバリエーションがありますし、どんなものでも受け入れてしまう度量の広さも素敵です。
名瀬のクラブで地元の名もない新人が、すさまじい迫力でオリジナルの島唄を歌っていたのを聴いたことがあります。おもしろくて毎日通ってたら、毎晩違う人がどんどん出てきて、これはとんでもないことだぞと思っていたら、その週に作った歌を歌っていると聞いて、ぶっ飛んでしまいました。若い人が新曲をどんどん作って歌って、それをオジィやオバァが喜んで聞いているのを見てしまうと、島唄って幸せな音楽だなぁと思ってしまいました。
P.S.
ライブの「オキナワ~メモリアル・ネーネーズ~」もいいんだよなぁ。「ノーウーマン ノークライ」もすばらしくて、とてもカバーだなんて言えないっ!
1.トゥネー(組踊り調)
2.あめりか通り
3.ジェラシー
4.遠い道
5.コザdabasa
6.黄金の花
7.黒島口説(クルシマクドウチ)
8.真夜中のドライヴァー
9.片便り
10.チントゥンテン
11.島々清(かい)しゃ