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私的名盤セレクション13
「Pet Sounds/ペット・サウンズ(1966)」-The Beach Boys
これは60年代の大名盤のひとつで、ここで書くなんておこがましいのですが。
ビーチボーイズの名前になってはいますが、実際にはリーダーである鬼才というか天才であるブライアン・ウィルソンが作ったもので、メンバーはレコーディングの過程にはほとんど関わっていません(ボーカルのみ)。
ビーチボーイズというと、海、サーフィン、ビキニの女の子、オープンカーなんていう単純な連想ゲームみたいですし、実際そのイメージで売っていたのですが、このアルバムにはそんな世界は一切ありません。ビーチボーイズを連想させる部分はコーラスだけと言ってもいいでしょう。
ブライアンはこのアルバムに着手した時には、すでに精神的におかしくなっていたとも言われています(その後20年間の精神病との闘病をし、さまざまなトラブルに巻き込まれたのですが、今も健在らしいです)。ブライアンがビートルズの「ラバーソウル」を聴いてショックを受け、これに勝てるアルバムを作るべく、たった一人で曲を書き、名うてのスタジオミュージシャンを集めて作り上げ、メンバーがボーカルトラックだけに参加したものです(曲を聴いた時点で、ほかのメンバーがあまりにもビーチボーイズ的ではないので歌うのを拒否し、レコード会社も発売を中止したといういわく付きです)。
できあがったアルバムは、売れ行きは悪かったのですが、イギリスでは高い評価を受け、特にビートルズのポール・マッカ−トニーが褒めちぎったとも言われています。シングル全盛だった当時、コンセプトアルバムという概念を初めて持ち込んだものとも言われ、いわゆるプログレッシブロックのさきがけとも言われました。
曲は悲しくも美しく、難解とも言われています。天才ブライアン・ウィルソンがその頂点の一瞬に残した一枚の絵のようなアルバムです。
どこかのWebサイトで見たこのアルバムの評価(URLがわからない! 転載させていただきます)
ビートルズのプロデューサーだったジョージ・マーティンはこう言ってます「今生きているミュージシャンの中でポップミュージックの天才を1人だけ、もしあげろというならば、僕は、ブライアン・ウィルソンをあげるだろう」と。そして「ペットサウンズがなかったらサージェントペッパーズは生まれてなかっただろう」とも。
1.Wouldn't It Be Nice
2.You Still Believe
3.That's Not Me
4.Don't Talk (Put Your Head on My Shoulder)
5.I'm Waiting for the Day
6.Let's Go Away for Awhile
7.Sloop John B.
8.God Only Knows
9.I Know There's an Answer
10.Here Today
11.I Just Wan't Made for Times Like These
12.Pet Sounds
13.Caroline, No